P・G・ウッドハウス、その他 [読了]
宿題本を色々載せたりしましたが、結局は週末こんな本に嵌ってました。
P・G・ウッドハウスの一連の著作
とまりませんねー。1920年代?のイギリス貴族や紳士階級のコメディなんですが、語り口に落語に近いものを感じます。お気に入りは「豚の飼育」が愛読書のエムズワース卿かな。ジーブス・シリーズもいいけど、やっぱり田舎が舞台の方が面白いです。
ノンフィクションものではこちら。
あまりにも深く結びついて離れられない、それを克服しようとして失敗した一卵性双生児の話。
黒人の双子少女、他人には理解できない独自の言語でしゃべる、なんてところから当然スタージョンの「人間以上」なんかを連想してしまうのですが、こちらは70年代の実話です。(「人間以上」は50年代の作品と言うのを知ったとき、私はマンソン事件とかがモデルになっていると思っていたので驚きでした。)
国産のうなぎが絶滅の危機に瀕している!という警告の書・・なんですが、水産資源としてのうなぎの扱いはそれはそれはホルモン付けでちょっと?という按配です。とはいえ、うなぎの生態が詳しく載っているのでそれだけでも面白い。
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