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池内紀 [読了]

今年の年末年始は池内紀に嵌っております。
池内紀といえば、カフカというのが一般的な認識とは思いますが、エッセイとか短編なんかも結構読ませます。しかも、サクサク読めてなおかつ印象に残るというかなり(ワタシ的には)優良なタイトルが多いです。(翻訳作品は別ですよ)

ここ2~3日で読んだ本。
二列目の人生 隠れた異才たち 晶文社
海山のあいだ 角川文庫ソフィア
姿の消し方―幻想人物コレクション 集英社
川の司祭―十二の塔の物語 マガジンハウス
錬金術師通り―五つの都市をめぐる短篇集 文藝春秋

この中だと最後の「錬金術師通り」が、完成度が高いかなあ。ちょっと謎めいてブラックな匂いも漂わせつつ、ユーモラスな語り口が名人芸です。ああ、プラハとかウィーンに行きたくなってくるなあ。


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